JOURNAL
コンビニだって選び方次第で健康食になります!
2024.03.18
コンビニを利用しないなんて現実的に無理
「昼食は毎日コンビニを利用しています」なんて方は多いのではないでしょうか。今の時代コンビニを利用しないことの方が難しかったりします。 忙しい人、簡単に食事を済ませたい人には、手軽に美味しく食べれるコンビ食は手軽で嬉しいですよね。上手にコンビニを利用しながら栄養素を補っていければ、なんの問題もありません。カラダに悪い悪いと思って食べるより、コンビニだって選び方次第では健康食と思って食べた方が断然カラダにもいいはず。
コンビニ食で健康食の選び方
では、どのようなものを選んだら良いのでしょうか。コンビニ食というと、見た目がおいしそうなお弁当や丼ものがたくさんあり、昼食時は売り切れるほど。お弁当ひとつとか、丼ものひとつと選ぶと栄養が偏りやすいので、栄養のバランスを考えて小分けで選ぶようにします。 栄養バランスの摂れた食事の基本は、主食・主菜・副菜を揃えることです。詳しく解説すると、
・主食…ご飯、パン、麺類など主にエネルギー源なるもの
・主菜…肉、魚、卵など主にタンパク質を多く含むもの
・副菜…野菜、海藻、きのこなどビタミンやミネラル、食物繊維を多く含むもの
最近のコンビニは品揃えが充実していますので、主食、主菜、副菜を意識して単品で選ぶことができます。おにぎりだけで昼食を済ませてしまう人も多く見かけますが、これでは栄養のバランスが摂れないことがもうおわかりですね。
実際のコンビニ食を選んでみましょう
では、実際にどのように選んだら良いのかを見ていきましょう!
*主食は、おにぎり1個から2個
*主菜(メイン料理)には、 焼き魚、レバニラ炒め、焼き鳥、砂ずりの黒胡椒焼き、魚の煮つけ、サラダチキンから1~2選びます。
*副菜には、野菜サラダ、具だくさんスープ、もずく、ゴーヤチャンプルー、枝豆などがおすすめです!
コンビニのおにぎりに2~3品プラスするだけで栄養バランスが格段にアップします。これなら毎日のコンビニ食も罪悪心を抱かず食べれますね!私たちのカラダは食べたものでできています。一番考えてほしいのがバランスよく食べること。栄養のバランスが乱れてしまうと、私たちのカラダのバランスも崩れてしまいます。だからこそコンビニを利用した時も賢く選んで健康を維持していきたいですね。
賢いコンビニのデザート選び方
コンビニで昼食を買う時に必ずといっていいほど一緒に買ってしまうのがコンビニスイーツ。種類も豊富で、見た目にも美味しそうなスイーツがいっぱい!
しかし、しっかり主食を食べてスイーツをとってしまうと糖質オーバーになり、太りやすくなってしまします。でも食べたい!人におすすなのが寒天ゼリーや冷凍したフルーツ。
寒天ゼリーは糖質も少なく食物繊維が豊富に含まれているため罪悪心なく食べれます。そしておすすめなのが冷凍フルーツです。最近はどこのコンビニでも人気の冷凍食品の中の冷凍フルーツ。マンゴー、いちご、ぶどう、ブルーベリーと種類も豊富。甘みも感じられビタミンも補給できるのでデザートには最適です。特にベリー類は、ミネラルやビタミン、ポリフェノールが多く含まれていますのでおすすめです。また、ギリシャヨーグルトを冷凍庫で冷やすとアイスの代わりとしても召し上がれるので是非お試しください!
普段はぐっとこらえて、一週間に1回の楽しみにしてみてはいかがでしょうか?
糖質は、私たちが活動しているときにエネルギーとなり必要な栄養素ですが、糖質の摂り過ぎは、体重増加の他にも糖尿病や動脈硬化の発症、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクなどがあります。
また、逆に過度な糖質制限もいけません。慢性的な疲労や思考力の低下、日中の眠気などの症状が起こったら要注意です。エネルギーの材料が足りなくなっています。
スイーツを毎食後摂っている人は、一日1回に。一日1回の人は、週に2.3回にと徐々に減らしていきましょう!
管理栄養士 辻恵子